- 安全性の高さで評価されているレーシックですが、手術による合併症・感染症などの危険性があることはあまり知られていません。発症率はかなり低く1%〜20%ぐらいで、また実績とアフターフォローに優れたクリニックを選び、眼科専門医で手術の執刀数の多い医師に担当してもらう事で、改善される事があります。それでも万が一の場合に備え、事前のリスク軽減のため、正しく理解しておくべきでしょう。
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視機能低下
- ハロ・グレア現象や、その他明るい場所や夜間に視力の低下を感じることがあります。通常、手術後3ヵ月〜半年程度で治るといわれていますが、強度近視の場合はこの症状が残る可能性があるそうです。
※ハロ(ハロー)現象:光を見るとそのまわりがモヤがかかったように、ぼんやりと見える現象のこと。
※グレア現象:夜間など暗いところで、照明などを見るとまぶしく感じられる現象
- ハロ・グレア現象や、その他明るい場所や夜間に視力の低下を感じることがあります。通常、手術後3ヵ月〜半年程度で治るといわれていますが、強度近視の場合はこの症状が残る可能性があるそうです。
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ドライアイ
- 角膜を切開することによって神経が遮断され、角膜表面が乾く傾向があります。角膜表面が乾くと、眼の「乾き」・「違和感」・「痛み」・「光や風が眼にしみる」などの眼乾燥の症状の他に、「疲れ」・「かゆみ」・「不快感」・「めやにが出やすい」・「充血しやすい」など、眼精疲労やアレルギー性結膜炎あるいは慢性結膜炎に類似した症状を示すこともあるそうです。目薬や涙点プラグを挿入することでこれらの症状を緩和することができます。
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不正乱視
- 角膜の表面に凹凸ができ、不均一な照射、傷が癒える過程で稀に起こることがあります。 ほとんどは時間の経過と共になくなりますが、稀にそのまま持続する場合も あります。
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緑内障
- レーシック手術は、角膜を吸い上げて切開しやすくした後に角膜を切り、フラップ(フタ)を作る手術ですので、術後は眼圧が上がる傾向があります。 そのため、強度近視の場合は一般の緑内障の発生率よりも高率に発生しています。眼圧は点眼薬によって下げることが可能です。
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感染
- 角膜上皮が完全に修復するまでの間に、傷口から細菌が侵入して感染症を引きおこす可能性があ ります。対処法として清潔を保ち感染を防ぐことと、予防のために点眼薬を処方することで治療できます。しかしそのまま放っておいたり、治療が遅れると角膜移植をしなければならないこともあるそうです。