- レーシックは医院やクリニックで行われる手術ですが、保険や医療給付などはどうなっているのでしょうか。
ここではそんな疑問を解決すべく、レーシック手術と保険、そのほか医療給付などとの
関係について見ていきたいと思います。 - レーシック手術とは? | レーシック手術の歴史 | レーシック手術の安全性
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レーシック手術とは
- レーシック手術とはLaser in SituKeratomileusisの略で、正式にはレーザー角膜屈折矯正手術のことを指し、
その頭文字をとって「LASIK」と呼ばれています。その原理は、まずエキシマレーザーという短い波長の
レーザー光線で角膜を薄く切り、これをめくります。そして、中の角膜にレーザーをあてて一部を薄くします。
その後、最初にめくった角膜でふたをします。手術としてはこれだけ。ものの10分ほどで終了します。
でも何故、この方法で視力の矯正・回復が可能なのでしょう?近視というのは角膜の屈折異常により焦点が
短すぎ、もしくは長すぎて眼球に入った光に調整機能を働かせることが出来ず、上手く網膜で像を結ぶことが
出来ない状態です。エキシマレーザーは、角膜の屈折異常を正常な屈折率に変えることによって、
視力を矯正する手術なのです。
- レーシック手術とはLaser in SituKeratomileusisの略で、正式にはレーザー角膜屈折矯正手術のことを指し、
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レーシック手術の歴史
- レーシック手術はまだまだ歴史の浅いものですが、その端緒となったのが日本であることは
あまり知られていません。1950年、順天堂大学の佐藤勉教授の手により、世界で初めて角膜前後面を
切開する手術が行われました。しかし残念ながらこの手術にはまだ副作用の心配が残ったため、実用化されるには至らなかったのです。
その後改良が重ねられ、1963年にケラトミレイシスという、角膜にフラップ(蓋)を
加工し角膜のカーブを変え屈折異常を矯正する、いわゆるレーシック手術の原型となるものが生まれ、
一方でロシア(当時はソ連)において、ダイヤモンドメスを使って角膜を放射状に削ることで屈折異常を矯正する
RK(Radical Keratotomy:放射状角膜切開術)という手術方が生まれました。
さらに時は経ち、ケラトミレイシスの進化したALK、そしてRKの進化したPRKという屈折率矯正手術の技術が組み合わさり、1990年にいよいよギリシャでレーシックが誕生するのです。
- レーシック手術はまだまだ歴史の浅いものですが、その端緒となったのが日本であることは
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レーシック手術の安全性
- このようにして生まれたレーシック手術は、1995年、FDA(アメリカ食品薬品局:日本の厚労省に相当)が
その安全性を認めたことでアメリカ国内で爆発的に流行し、世界に広まっていくことになります。
日本でも2000年に認可されたことでレーシックは急速に普及し、現在では単なるレーシック手術のほか、
患者ごとにレーザー照射プログラムを変更するウェーブフロントレーシック、角膜表皮だけを切り取りフラップに
するため角膜の薄い人向けのエピレーシック、エキシマレーザーではなくイントラレースFSレーザーというより
精度が高く安全なレーザーを使ったイントラレーシックなど様々な バリエーションが誕生しています。
そんなレーシック手術の安全性はというと、現在のところレーザーを照射することによる事故は
報告されていません。また、エキシマレーザーの照射は1oの千分の一という単位で機械による制御が
行われているため、その正確さにおいて安全性が高い水準に保たれているともいえます。
ただし、どんなに安全性が高くとも100%安全では有りません。
人によっては少なからず以下の様な症状が出る場合がございます。
@暗い場所での視力低下
なお、手術前の検診の段階で「暗い場所での視力低下」については説明があるはずです。
Aハロ・グレアの発生
目のピントを合わせる調節機能が落ちる場合があり、それにより光の調節などに影響を及ぼす可能性が有ります。
ハロ現象⇒明るいところがまぶしく見える
グレア現象⇒色の明暗の見分けが、悪くなったり、色が濃く見えたり、暗いところで光を見ると、その周辺にモヤがかかったように見える現象のこと。
※ハロ・グレア現象についてはレーシック術後数ヶ月で直る人もいればずっとその症状が起きる人もいます。
Bドライアイ
角膜を薄く削った事により目の中の水分が蒸発しやすくなり、ドライアイの症状が現れる場合があります。
など、全ての人に起こるわけでは有りませんが少なからずレーシックを受けたことによるリスクも有ります。
レーシックを受ける際にはきちんとリスクの確認を医師にしましょう。
- このようにして生まれたレーシック手術は、1995年、FDA(アメリカ食品薬品局:日本の厚労省に相当)が
- レーシック手術のメリット
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レーシック(LASIK)は、術後数時間〜翌日には比較的良好な視力に回復します。
90%以上の患者さんは裸眼視力1.0以上という結果が得ることができます。
視力の安定は約1週間〜1ヶ月弱程度で安定します。
エピレーシックは、角膜上皮のみの薄いフラップを作成します。フラップはやがて剥がれ落ち、新しい角膜上皮が再生します。通常のレーシックと異なり、視力が1.0以上になるのに約1週間〜2週間程かかりますが強い眼の衝撃でもフラップがずれることはないので、格闘技や体を動かす激しいスポーツをする方や角膜が薄くレーシックを受けられない患者さんも受ける事が出来ます。
その後、数年たって若干近視へ戻る例も中にはありますが、ほとんどの大手クリニックでは保障期間が設けられており、その間に近視の戻りがあった場合は無料もしくは安い価格でレーシック手術を受ける事が出来ます。
クリニックの保証期間は、詳細ページをご確認下さい。
品川近視クリニック ○空気清浄度が管理されたISO14644-1(※)基準を満たしたクリーンルームで全ての施術
○医師は術着を着用し手指の消毒。
○全ての器具を使用ごとにオゾン水や沸騰によって滅菌。
○レーシック術後特別相談室を開設し、急な視力の低下や眼の不具合に対応
- ※ISO14644-1は、日本のJISB9920規格が骨組みとなって制定された世界共通の指標となる規格のことです。「JIS規格」と「ISO規格」は殆ど同じです。
※JIS規格とは、クリーンルームだけでなく、日本のあらゆる工業製品や設備の指標が設定されている規格基準のことです。 - ※ISO14644-1は、日本のJISB9920規格が骨組みとなって制定された世界共通の指標となる規格のことです。「JIS規格」と「ISO規格」は殆ど同じです。
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レーシック(LASIK)は、術後数時間〜翌日には比較的良好な視力に回復します。
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レーシック手術のデメリット
- レーシックも手術ですから、多少なりともデメリットもあります。
適切な手術が行われた場合、深刻な合併症の起こる確率は1%未満と言われておりますが、現在日本ではレーザーを照射することによる事故は報告されていません。
レーシックの事故が起こる原因として、滅菌消毒をしない不衛生な状態での手術や、検査が不十分に行われずに手術をした場合などがあげられます。これらは、充分防げることであり、各クリニックは対策を行っています。品川近視クリニック
クリニックでの、対策に疑問が残る方はメールもしくは、実際に無料適応検査を行い実際の医師や看護師、スタッフの対応などを確認してみてください。患者さんが自分の目で確かめることで回避することが可能です。
レーシック(LASIK)の場合、以下のデメリットがあります。
○ドライアイ
○ハロ
○グレア
○レーシックなどの屈折矯正手術を受けた者はパイロットの受験資格がない。
※他にも特殊な職業の方は、レーシックを受ける前に確認してみてください。
不安な方はレーシック適応検査を受けてみて自分の目の状態を確認してみてはどうでしょうか。
- レーシックも手術ですから、多少なりともデメリットもあります。
適切な手術が行われた場合、深刻な合併症の起こる確率は1%未満と言われておりますが、現在日本ではレーザーを照射することによる事故は報告されていません。
レーシックの事故が起こる原因として、滅菌消毒をしない不衛生な状態での手術や、検査が不十分に行われずに手術をした場合などがあげられます。これらは、充分防げることであり、各クリニックは対策を行っています。品川近視クリニック
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